テレビをダラダラと見る習慣を改めたいと思ったら

テレビを見てると時間はあっという間に過ぎていく

テレビを見ていたら随分と長い時間が経ってしまっていた。休みの日に撮り溜めたビデオを見ていたらいつの間にか夕方になっていた。気づいたらテレビだけで1日が終わったということに思い当たる方もいるのでは無いでしょうか?

 

このようにダラダラとテレビを見る習慣をやめたいと思ってはいるものの、家に帰るとなんとなくテレビを着けてしまう。そうして一度着けてしまうと、なかなか消すことができないのがテレビの怖いところです。気づくとまた長時間テレビを見ていたということに。テレビをダラダラと見るのをやめたいと思うだけではなかなかその習慣は変わらないですよね。

 

一体人はどれだけテレビに時間を費やすのか

博報堂DYメディアパートナーズの調査(「メディア定点調査2018」)によると日本人は1日平均144分テレビを見るそうです。寿命を80歳で考えると、生涯のうちテレビを見る時間は70,080時間になります。起きてる時間を1日16時間とすると、12年間テレビを見ているという計算になります。仮にあなたが今30歳だとすると、今後の50年のうち7.5年間分をテレビを見て過ごす予定だということです。

 

さらに、視聴時間が年々少しづつ減っているテレビに比べて、どんどん増えているのがスマホやタブレットの接触時間です。スマホを見ている時間は1日平均103.1分です。仮にあなたが30歳だとすると、今後の50年間で5年4ヶ月分をスマホを見て過ごす計算になります。

 

さて、あなたがテレビやスマホを見ている時間はどのくらいですか?人生の残り時間のうち何時間をテレビやスマホに費やしますか?

 

これらの時間のうち、どれだけか別のことに振り向けることが出来たら、あなたの人生も大きく変わると思いませんか?

 

習慣を変えるには

ダラダラとテレビを見る習慣を断ち切る為には、その時間を使って本当は何をやりたいのかを明確にすることが重要です。これまでテレビを見ていた時間を読書に充てるとか、○○までに資格を取るための勉強に充てる、健康のためにジョギングする、などといった具合です。そして、○時から○時を読書・勉強・運動の時間にする、というように時間を決めるのも併せて決めてください。

 

このように「やめたいこと」ではなく、「得たいこと」の方に注目することによって、習慣を変えられる力はぐっと上がってきます。この「得たいこと」の計画を具体的に立てることが、困った習慣を断ち切るために必要なことなのです。悪い習慣をやめるというよりは望ましい習慣で上書きをする、といったイメージです。参考までにコーチングやNLPではその上で、新しい習慣をあなたの中にプログラミングすることによって、より確実に習慣を定着させていくためのサポートをしていきます。

 

やめて何をするのか?やめることによって何を得るのか?を明らかにすることによって、悪い習慣を断ち切って新しい習慣に変える力はぐっと変わってくるはずです。